昨日の続きをチョコットUPしております。
例によって、オリキャラその他の諸注意(笑)は昨日に準じておりますので(笑)
平気、平気、な方だけ、どうかお付き合い下さい!
…
雑談なんですが。
色々なサイト様をめぐらせていただいていると、もう、ここまで書くのか~~~
っつーぐらい、色々な注意書きがあって、正直、サイト持つまでは、何でこんなにごちゃごちゃ書くんだろうか、わかんなかったんですけどね…
理由がサイト開いたらわかっちゃいましたよ(笑)
警告、注意書きは、必要ですね(笑)
特にワタシみたいに、結構何でも平気な人って珍しいでしょうし(笑)
誰にでも地雷はあるものです…
なので、そのための諸注意ですんで、鬱陶しくってごめんなさい(汗)
そーれーかーらーーーー♥
DYM.のむぎさまからバトンいただいちゃってます♥
「題名に名前が出た人がビックリして受け取るバトン」
えへへ むぎ先輩ありがとーございます♥
確かにびっくりして受け取りました!(笑)
月曜日のmemoでやらせてもらいます♥
memoでの更新は明日で前編分が終わりで、後編は来週末くらいには仕上がるように頑張ります!
で、仕上がったら…大丈夫そうなら、LongStoryか、Underのどっちかに前編をくっつけてUPしますね!
もう裏表の区別がごっつええ加減や…(-ω-;)
ではでは、本日の小話…
昨日の続きです…タイトルは「アケガラス」って読んでやって下さい♥
朝寝坊しているつかの間の逢瀬の恋人達をたたき起こすようになく鳥(カラス)のことだそうです(笑)
「すっかり教師が身に染み付いたか…カカシ……」
「アンタは差配になったんだって…?」
眠っていると思っていた青年から返事が返っても、カラスは驚きはしなかった。
どんなに気配を消していても、この青年のそばに気づかれずに近づけるとは思っていない。
「それも今日までだ。」
「…何、引退でもするの…?その年で…?」
相変わらずのとぼけた物言いに、鳥面の下でカラスは苦笑した。彼にほんの僅かな苦笑でも…誘う事の出来るのは、今となってはこの青年だけかもしれない。
「お前の”オトコ”に俺たち全員クビにされたよ。」
「…クビ…?…っていうか、オトコってなんだよ。やないいかたするねぇ…」
ぶつぶついう青年にかまわずカラスは続けた。
「間抜けな下役たちが、小遣い稼ぎに死に損ないの年寄り達の使いっパシリをした巻き添えだな。」
「……ああ……」
「……何人来た…?ここに来たんだろ、暗部のヒナ…」
包帯をした青年は、肩をふるわせて、くつくつと笑った。
「来たよ。4人で。」
それも六代目が潜んでいるとも知らず、六代目の命令だ、と抜かしやがった、と青年は言わなかったが。
「……4人?40人じゃなくて?」
「…おかしな事言うんだな。差配のアンタが知らないの?」
そう問われてカラスは面の下でため息をついた。
「暁の戦の後で暗部に回ってきたヤツらは…使い物にならん…」
そういう暗部の差配に、ベットの青年は肩をすくめた。
つまりは、この男は、使い物になりそうもない新入りの教育を放棄した…さじをなげて、そのまんまにしていたのだろう。
「今なら、なまくら暗部でも死にはしないからな。お優しい火影さまが厳しい任務を引き受けない。」
「無責任な事をいってると六代目から雷が落ちるぞ。部下を大切にしろってな。」
「……その六代目さまはおなじ部下である筈の暗部を大切にしてるとも思えんがな。幼馴染の仲良こよしで周りを固めて、他を蔑ろにしている…」
「……と、噂はどの辺までひろがっている…?」
ひんやりと気配を変えた青年にカラスは瞠目した。
そうか。
其処まであの小僧が大切か。
三代目が火影に再任し、そして身罷ったとき、カラスは一人でその苦しみに耐えていた。
しかし、その喪失感は余りにも大きかった。
大切にしていたもの、全てなくした、と、絶望に身を任せようとしたカラスを、現世に引き止めたのは…
「三代目が守ろうとしたものを守るのがアンタの仕事じゃないの…?」
この青年その言葉だった。
火影
それはカラスにとって、太陽の象徴。
日陰でしか生きて来れなかった男の、叶わぬ憧れ。
その火影に…
「いらん、と、言われちまっちゃぁな。そんな噂の広がり具合を気にしている場合じゃなくってな。」
「ふーん」
返ってきたのはさも、気のない返事だった。この男のことだ、考え直せと、説教の一つでも食らわせてくるか、と思っていたが。
─やはり大切なのは、自分のオトコだけか…
その類稀な忍としての力も…比類ない…容貌も…だた、あの洟垂れ小僧に独占させるのか…
マグマの流れに似た怒りがふつふつと腹の底からわきあがってくる。
……そうか…
俺はこの男が…
自分にないもの全てをもつ青年。
嫌っていると思っていた。
バディとして信用しても、決して心を許しているわけではないと。
けれどもそれは、月を手に入れようとして天に吼える餓狼になるまいとして、張った、予防線だったのではないか…?
この男に惚れて、苦しまないために。
しかし、その枷はすでに外れてしまっている。
この青年が…
誰のものにもならないと…それだけで、己を慰めていたのに…
あんなひよっこに…
「どっちにしろ…俺は暗部の血臭が染み付いている。お前のように表には出られん。暗部がなくなれば、オレも消えるしかないな。」
「………」
「長い付き合いだったんだ。餞別をよこせ、カカシ」
「……里を出る気か…?」
「…さて…ね」
里を出る…?
コイツは何を言ってるんだ。
里を守り続けて命を落とした三代目…その意志を継いだ筈の火影からいらないと言われたんだぞ…?
俺に何をしろというんだ…?
人を殺すことでしか…値打ちを示せない俺に…?
カラスはゆっくり寝台に横たわる青年に近付いた。
続く…