なんか、最近、ナルトLoveですね…
ナルトが好きすぎる…♥
カカシ先生早く帰ってきてくれwwww(笑)
という事で…
もう、どのカテゴリに上げていいのかさっぱりわからなくなってきたので、ちょっと様子見に、最初の方から少しここに上げてみます………
オリジナルキャラの暗部は出てくるし、アンダーなのかotherに上げたらいいのか…(-ω-;)
基本は今連載中の火影ナルカカの横道にそれたお話しなんで…オトナルカカでいいかなぁ、とか思ったんですけど、オリキャラ嫌いな方もいらっしゃるだろうし…
サイトの方に上げると、前書き長くなるとみっともない感じがするんで…^^;
MEMO小話にしておけば、こうやってダラダラと注意書き、描いても大丈夫かな、と…(笑)
ちょっとづつですが、日曜日まで、毎日上げて…それで、何とか一話分…いけるかな…?
こんなのはオトナルカカに上げちゃいやん、とクレームが来ないかどうか(笑)まってみて、大丈夫そうだったら、endはサイトの方で出そうと思います。
ここいらあたりが大丈夫な方は、ちょっとづつですが、お付き合いよろしくお願いします♥
太陽に焦がれた、ある男の話……。
その男は カラス と 呼ばれていた。
長い間暗部の第一線に身をおきながら、命を永らえている、それだけでその男の忍としての優秀さは証明されていたが。
日のあたる場所へ移動を望むわけでもなく、淡々と陰惨な任務をこなし続けていた。
ただ、己を拾ってくれた、前代の火影のためだけに。
例えそれが、その時出奔していた息子の代わりであったとしても。
カラスには関係なかった。
三代目の情愛に偽りはなく、身寄りの無い男を気にかけてくれるのは、里長であった三代目だけだったので。
幼い男が、「烏」、鳥より一本足りない間抜け、と揶揄されると、三代目は、
『牙のある鳥…それが本当の鴉だ。お前はそんな忍になるんだぞ。』
そういって男を励ました。
だから。
三代目が守ろうとした木の葉の里を、三代目亡き後も、ただ守り続けるだけ、それだけが「鴉」だと呼んでもらえた自分の目的であり存在意義なのだと。
男はそう信じていた。
六代目が暗部の解散を宣言するまでは。
★
ひっそりと静まり返った薄暗い病室で、カラスは病床の青年を見下ろしていた。
類稀な力を持つ凶眼は包帯の下だ。
相手はチャクラ切れで動けない、というのに、病人の実力をその眼で、体で知るカラスは、つい用心してしまう。
─暗部根性が染み付いている…
青年はカラスと同じ暗部にも在籍していた事もある辣腕の忍。
今の若い暗部には信じられないような過酷な任務を数え切れないくらい一緒にこなしてきた。
暁来襲のおり、殆どこれといった働きの出来なかった自分達に引き換え、この青年は…
─命、懸ける場所を得たんだな…カカシ……
カラスにはそれが出来なかった。する機会さえなかった。
そういった晴れがましいといえる戦場(いくさば)を与えられた事はなかった。
闇に紛れ、人が眼をそむけるような陰惨な任務に手を汚してきた。
それはこの青年も同じだったが。
けれども彼は、己の名を伏す事もなく、その任務に就いた。
もとより名さえない自分とは違う。
二つ名をもつ木の葉の英雄の遺児として注目を集めていた筈のこの青年は、臆することなく、素のままで暗部任務をこなしていった。
汚い仕事も、後ろ暗い仕事も…
報復も、恨みも憎しみも、すべてその背に背負う覚悟で。
そうしてその覚悟は、上忍師となってからも…
続く…