週末は忙しいのか忙しくないのかまったくもってわかりません(笑)
今日は倅2の誕生日なので、夜は外食に出ます。
肉っ肉を食わせろ、という、はやりの草食系男子の対極にいる2は、肉を喰わせておけば大人しい、ある意味楽なコなんですが(笑)
そんなわけで、夜はどうなるかわからないので、書きかけている四誕、オトナルカカ…火影ナルカカが混じった四誕をチョコっとここに上げておきます…
たぶん……当日まで毎日載せようと思ってますけど……25日では終われないでしょう…きっぱり(笑)
まとまったら、HTMlファイル化して表に出します。
細切れが面倒な方はそちらでどうぞ(笑)
細切れでも付き合ったげるよ、なかた、よろしくお願いします~~
memoに載せる分ですので、ちょっと短いですけどーー
実はタイトルがまだ決まっていない……(爆)
誰かつけてください…ってわけに行きません…??(^^ゞ
しょうがないから、仮題で…(笑)
サイトに出すときに改めて考えます……orz
……どこが誕生日話なんだって突っ込まないでね(笑)
四代目が出てるから、ってことで目をつむってください(^^ゞ
では、どぞ♥
と、大きな音がして、火影の執務室の扉が閉まり、来客を送り出したナルトが戻ってきた。
補佐として五影会談に立ち会っていたカカシは、見送りまでは出ずに執務室のソファで待っていたのだが、明らかにナルトは怒って…いや、すねていた。
ナニが原因でへそを曲げているのか……
思い当たることと言えば……
─水影さまが、妙に話をこっちに振ってきたことくらいだけど…?んーーー?
客がいなくなった途端に18禁本を取り出して読み始めている火影補佐の横にどさっと腰を下ろした新火影は、膝に置いていた補佐の手をのけると、ばた、っと膝に寝転がってきた。
「おいおい、火影様、何してんのよ。」
「……膝枕。」
「……膝枕してるのはオレでしょ。オマエはしてもらってんでしょうが」
「……センセ、それ、屁理屈。」
おお、ナルトに屁理屈だと突っ込まれたぞ、と、カカシはニヤニヤしつつ、返事をしないまま、また本に視線を落とした。
ナルトもそのまま不機嫌に押し黙って入口の扉を、カカシの膝に頭を乗せたまま見つめている。
「なあ、先生…」
下から、とっくに自分より大きくなってしまったかつての生徒、現在の上司の視線を顎に当てながら、カカシは本から視線を外さないまま、んーー?とはなはだ気のない返事をした。
…何を聞いてくるか想像できるってもんだ。『水影さまって、美人だと思う…?』とかなんとか…
カカシはサイドテーブルに置いてある飲みかけのお茶を片手で持ち、器用に指先で口布を引っ掛けて、下げると、冷めているのを気にすることもなく口に含んだ。
「カカシ先生の初体験って何時?」
ぶーーーー
っと噴き出したお茶は、ナルトを直撃し、
「先生、なにすんだってばよーーー!!つめてえええって!!」
怒るのも無理は無いが、当のカカシはむせて咳こみ、謝るどころではない。
「げほげほげほ!!スマ……げほげほげほっ!!」
「ああ、ほらーー、ごめんはわかってっから、とにかく、お茶、こっち置いて。」
自分の顔はざっと袖口でぬぐっておしまいにして、咳き込むカカシの背をなで、世話を焼くナルトに、涙目のカカシは、
「なんか…ヘンな質問を…げほっ…聞いた気がするんだけどな…?」
確かめたくは無かったが、どうせスルーさせてくれる相手ではない。
「そんなにびっくりするようなコトだってば?男同士なら、結構話題になるだろ?初体験の年とか相手とか…?」
ナルトの言い分に間違いはない。
確かに男同士の友人の他愛のない猥談に、その手の話題が上るのはごく普通のことなのだが。
それは男同士の…『友人』同士のこと。
既に体の関係まである自分たちの、一種変則的な間柄の場合、微妙なニュアンスが混じってくるのは仕方がないだろう。
単純に好奇心で聞いてきている可能性もある。好奇心の塊のこの若い火影は、それで面倒も数々起こしてきたが、難局もそれをパワーに乗り切ってきている。
しかし。
かつての単純でイノシシな生徒、だと思っていては大間違いなのだ。この、若い火影は侮れない。
この質問にしても。
「…そんなの、知ってどうすんの?」
「どうすんのって…どうもしないってば。センセの初体験話を聞きたいだけだってばよ。誰だってコイビトの過去って気になるもんじゃねぇの…?」
そう言って…オマエ、自分から地雷原に踏み込んでくわけ…?
カカシは内心がっくりと肩を落とし、思わず遠い目になった………。