今日も何とか書いては上げ~~
ここに上げるのは楽チンなんで、癖にならないようにしないといけませんね(^^ゞ
んで、まだタイトルが決まらない…orz
サイトにだせないよ~~~(汗)
昨日から、拍手とかメッセージとか、一杯嬉しいです、ありがとうございます(〃ω〃)
後ほど、お返事させていただきますね(#^.^#)
それからそれから、カカシ先生の初体験…うは、色々期待を外してしまったらホントにまったくスミマセン(笑)
「駄目ですっ」
火影の執務室から聞こえてきた大声に、カカシは思わず足を止めた。
「駄目ったらダメだったら、絶対だめっ!!」
─珍しいな、先生どうしたんだろう…
戦場でこそ、鬼神のような師だが、普段は温厚で、たまにひょうきんで、親しみやすい彼が、珍しく大声を出している。
「…………あのな、ミナト、ちったぁ落ち着け、そんなに興奮したら話もできんぞ、のう」
落ち着いたなだめ声は、師の師、自来也さまだろう。
「オレは落ち着いてますっ!沈着冷静が服を着てるって言ったのは先生でしょう!とにかく、カカシにそんな任務はさせられませんっ!!」
自分の名前が出たので、カカシは耳をそばだて、念入りに気配を消した。
す、と入り口そばの観葉植物の鉢の陰に身を寄せる。
◇◆◇
自来也は、話の持って行き方をしくじった、と、臍を噛んでいた。
初めて持った生徒三人、そのうちの二人をすでに死なせてしまっているこの情愛深い弟子は、最後に残されたたった一人の生徒を溺愛し…もちろん、「黄色い閃光」に目をかけられるにふさわしい麒麟児なのだが…この切羽詰まったご時世に生徒に与える任務も選りすぐって…
「オレがカカシを甘やかしているなんて、誰にも言わせませんよ。カカシの任務歴、先生もごらんになられてるでしょう!ここんところ、あの年でS級を立て続けだ!それもオレだって無理じゃないかってレベルで成功させてるんですからね!」
それは自来也も認めるところだった。確かにカカシは飛びぬけて優秀だし、四代目の任せる任務の難易度の高さは並大抵ではない。勿論命がけだ。
しかし。
また、別の一面も気づいている。
カカシが担っている任務のほとんどは、同僚が失敗して、更に難易度の上がったものの外に、救援任務、護衛任務、撤退支援任務。
そう。
暗部であるカカシを、ミナトは決して殲滅戦、暗殺作戦に使おうとはしていない。
決して。
カカシの命じられる任務は、命がけではあっても、「成功を手放しで喜べない任務」ではない。成功すれば、手放しで称賛される、太陽の元での任務。
気付く者は気付いておるぞ、ミナト……
四代目寵愛の暗部。
そのレッテルがカカシにとって決していいものではないのは、本人が一番良く知っていることだった。
自来也とて、カカシを贔屓すること、ミナトに劣るものではない。
あの、敬愛する偉大な忍を無念のうちに失い、慙愧の念にかられているのはミナトや三代目ばかりではないのだ。
その「白い牙」の忘れ形見であるカカシを、なんとか引き立てたいと思うのは自来也とて同じ。
だからこそ、誰も引き受け手がいないであろう任務をカカシがこなすことで…
─それに…この任務は…誰でも「腕」があればやれるような仕事じゃないからのう。
いつも冷静な弟子の、意外な一面を知って、嬉しくもあったが、困惑もした自来也であった。