「落ち着け。」
檻の中の熊のように、火影室を歩き回るナルトに、シカマルが低い声で注意した。
親指の爪をかみながら、うろうろと歩き回ることを止めないナルトを、それでも他の同期生たちは、心配げに見やることしか出来ない。
綱手が姿を消してから、すでに10日以上が経っていた。
これ以上の火影不在は里に大きな影響が出る。
誰でもが心配しているその事実を、子供達…特にナルトは受け入れがたく、すぐに捜索隊を出さない上層部への不満は爆発寸前になっていた。
ナルトの我慢が限界を超そうとしたその時…
がちゃり、と会議室の扉が開き、シカク、いのいち、ご意見番…最後に上忍師たちの後から、カカシが入ってきた。
拍手お返事
暖かい励まし、ほんとありがとうございます(〃ω〃)
できかけをちょろっとずつ気まぐれのようにup
お言葉に甘えて、のんびり構えて更新しようと思います!
是非、またのぞいてやってくださいませ♥