昨日、遅い更新だったのに、拍手、連打単打でありがとうございました!
今日の分も何とか間に合いました(#^.^#)
日曜には、えーと、どのくらいになるかな…前後篇…?位で…まとめて…完結……
できるといいな…(笑)
目標です!頑張ります~~
お忙しい方はその時まとめてでも…♥
(とかいいつつ、出来てなかったらやばい…(爆))
それから…
今日は嬉しいびっくりがありました♥
手ブロ熱が相変わらずで、下手なくせに描きたい、という悲しい習性がやまず、また描いてたんですが…
拍手お礼文の古いほう、月と森と…のお話のイメージの絵を描こうとして、まあ、描いたんですが、どうしても二人、暗部が絵に収まらなかったんです…
癇癪起こして消しちゃおうかと思ったんですが、せっかく時間かけて苦労して描いたんで、未練がましく…タグなしでUPしたら…
新着のHOTに…(ノД`)・゜・。♥
今日だけで、今までの総アクセス数の倍のアクセスが……
び、び、びっくりしました……
嬉しいよりも先に、どうしたんだろうとうろたえるありさまでしたよ…(笑)
(あ、「HOT」というのは…手ブロでは、新着ブログでアクセス数が多い記事を、topページにピックアップされるんですが、その記事の事です…)
リンクを押し間違えてtopページにいかなかったらまあ、気づかなかったでしょーね…(笑)
アクセス数みてぶったまげました(笑)
それで思ったんです。
これはいい出来だな、とか、よっしゃ、とか思って雑念もって描いてると、少なくてもワタシの場合は全然だめですね…(笑)
ここのところの背景付きの絵は、書きたくてしょうがなくて、頭の中のイメージを何とか出したくて四苦八苦しながら描いたもので、不思議とそういったモノのほうが、(ワタシの絵に限って言うと、)いっぱいハートをいただけたりします。
(ハートというのは、一種のWebClapのようなものです)
見てくださる方、すごいですよね…
受けようとして下心で描いてるのって総じてダメです。
だから、今回はびっくりもしたし、嬉しくもあったし、考えさせられもしました……
お話作りもそうかもしれませんね…
描きたくてたまらなくなって書いたものが、喜んでいただけるようです。
…ゲストの方々と、萌えのレンジが近いんでしょうか…(爆)
ではでは、無駄話はこの辺にしておいて、
今日の小話…第二話です!
……もしかしたらタイトル変えるかもしれません……^^;
そして案の定、カカシはいやな顔をした。
アカデミーの迷子札じゃあるまいし、とか、浮気を心配する亭主か、とか、わけのわからないことをぶつぶつ口の中で呟くカカシに、アスマはテンゾウの脅しを伝えた。
「おめぇが心配で任務がおろそかになるかもしれねぇから、ちゃんと飲めって言ってたぞ…?」
「……!!なっ!!!」
アスマはカカシが赤面するのを初めて見た。
「おっおれはあいつに心配してもらわなきゃなんないような甲斐性なしじゃないっ!!」
「おまえね、俺に怒ってもしょうがねぇだろうがよ…?」
アスマは初め、面倒くさくてたまらなかったのだが、普段ひょうひょうとしているこの同僚の、あの木遁の若者に関してだけくるくる変わる表情が珍しく、どんどん深入りしているのに自覚がなかった。
★
カカシの班の任務は、アスマの班の援護を受けて、隠密裏に敵の戦力を殺ぐ、という、殺伐としたものだった。
カカシが望んだように、アスマはテンゾウと任務内容を変わってやろうと思って三代目に相談したのだが、テンゾウの任務は木遁使いを必要とする任務で、どうしようもなかったと聞かされた。
カカシは肩をすくめ、その決定を受け入れた。
「まあ、あいつが必要とされるのは、いいことだよ」
そう言って。
カカシの班には、待機所裏でテンゾウに絡んでいた中忍たちもいて、カカシに一言注意してやった方がいいか、と、アスマは思ったが、いざ忠告するとなると、何といって注意するべきか、考えているうちに任務は進んでいった。
─あいつに班員、いらないんじゃねーのか…?っていうより、任務の邪魔してるとしか思えねぇな。
もちろん、三代目は、この任務をカカシの単独任務に割り振ろうとしたが、財務担当官が、複数で引き受けた方が対価が高くなる、といって、複数で引き受けたのだ。
…現場を知らない者のすることはいつもこんなもんだ、と、あとから聞いたアスマは盛大にため息をつき、テンゾウは財務担当官のは現場経験者のみに限ることにしてはどうか、と、三代目に上伸することになるのだが、それはまた別の話だ。
紫の天空にかかる銀盤を背景に、ふ、と影がよぎるたびに、目標がひとつ、ひとつ、数を減らしていった。
余りの鮮やかさに、カカシの班の部下たちは手をつくねて見るほかはない。
もとよりカカシは自分一人で仕事をしてしまうつもりでいたのだったが。
見ていると、カカシの動きは無造作だった。
特に慎重、とも思えぬ動作で敵の背後に立ち、口を押さえるのと、延髄に千本を指すのが同時。
相手はそのまま数歩進んでおもむろにくずおれる。
余りの手際に、見ていたカカシの班の部下たちも手伝おうと…自分たちは見ているだけなのが納得できなかったのだ…数歩踏み出したとたんに敵の結界にかかった。
離れていて中忍の動きを止められなかったアスマは舌うちをした。
─馬鹿どもめ!カカシの足を引っ張りやがって…!!!
図らずもテンゾウの危惧はあたり、中忍たちは自分の命を守ることさえままならない乱戦のただなかに取り残されることになった。
『アスマ…仕方がない…殲滅戦に切り替える…』
カカシから合図が飛んだ。
『分かった』
ひゅ、と、声なき指示が飛び、あたりは凄惨な戦場と化した………
すべて殺せ…
殲滅戦にしてしまった任務を、カカシがどう思っていたかはアスマには分からない。
だが、カカシ一人でこなしていたら、失わずに済んだ命が消えていったことには違いはなかった。
あたりに血臭が満ちる。
カカシは、己が身一つだけでなく、班員すべての命の楯になって戦わざるを得なくなっていた…
第三話につづく…